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日本庭園とケーキを愛でる京都旅その2 -円通寺- [旅日記]

実相院からバスを乗り継ぎ、さらに歩く事10分。
次の目的地であるenII(←言うと思ったw)・・・いや、円通寺は、
四方を山に囲まれた静かな場所にあります。

ひとり歩きの京都 ひとり歩きシリーズ
お気に入りのガイドブック「ひとり歩きの京都」の解説文を読んでから、
ず~っと行きたかった場所なので、念願が叶って嬉しいです。
残念な事にこの本は絶版となってしまったようですが、
地味ながら他のガイドブックと一線を画するような充実した内容なので、
興味がある方は中古本を探してみましょう。


円通寺は元々は後水尾天皇の山荘として建てられ、
修学院離宮ができてからは臨済宗妙心寺派の寺院となっています。


こちらの最大の見どころは比叡山を借景とした枯山水庭園。
あまりの美しさに言葉を失いました・・・。


比叡山を写しこむために露出を抑えて撮影しているために、
画像でその美しさを十分に伝える事ができないのがもどかしいです。
(単に写真の腕が無いだけでは・・・などと無粋な突っ込みはやめましょう♪)


後水尾天皇がこの幡枝の地を探し当てるまでに、
なんと12年もの月日を要したとの事。
何年か前にこの地に高層マンションの建設話が持ち上がりましたが、
京都市の景観条例が制定されてこの眺望が守られる事になりました。
ずっとずっと眺めていたくなるような素晴らしい景色です。

長居をするとご住職の解説テープを何度も何度も聞く事になるのと、
若干苔の元気がなかった点は気になりましたが、
個人的に京都の好きな庭ベスト3に入るくらい気に入りました。
非常にアクセスの悪い場所にありますが、
ご住職の解説テープを暗記するくらいの勢いで訪れてみたいですw
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じゅんこ

私も「ひとり歩きの京都」持ってます((・´∀`・))今は絶版ですか…。
確かに、enII寺の紹介ページの記述はそそられますねぇ。
密かな庭。静寂を保つためのルールもいいじゃないですか!

京都はひとり旅が合いますよね。
若かりし20代の頃、この本を携えてひとり旅しました。
紅葉の真如堂で見知らぬ男性に話しかけられたけどロマンスには
至らなかったことと飛び込みで入った半兵衛麩で緊張しながら
(ケーキの次に)大好物の麩料理を食したことが思い出されます。
あー、また行きたくなっちゃったなぁ、京都。

by じゅんこ (2013-10-29 06:21) 

みわぽん

じゅんこさんも「ひとり歩きの京都」を持っているのですね( ´∀`)人(´∀` )
enII寺の解説文はそそられますよね。しかも★3つだしw
以前は写真撮影も禁止だったようですが、
逆に景観を維持するためにOkayになったようです。

真如堂で見知らぬ男性から・・・素敵なエピソードじゃないですか!
私は京都に行くと200%の確率で見知らぬ方に話しかけられますよ。
・・・道を訊かれるかシャッター押してくださいのいずれかですが・・・。
ロマンスとは程遠い感じですね(ノ∀`)アチャー
半兵衛麩は行きたいリストに入っているものの、
いまだに実行できていないので、いつか麩づくししてみたいものです。
by みわぽん (2013-10-30 00:09) 

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